攻防 小池都知事 VS 安倍首相 税制改正めぐり

攻防 小池都知事 VS 安倍首相 税制改正めぐり

 

東京都の小池百合子知事が安倍首相と会談し、東京都の税金をめぐり、バトルを繰り広げた。

両者は会談の冒頭、小池知事が持参した風呂敷や新聞を手に懇談したが、その後、政府が検討している東京都の税収を地方に配分する税制改正をめぐり、攻防を繰り広げた。

小池都知事は「この税制については、2020年以降、大会が終わってからにしてもらえないかと」と述べた。

小池知事は、2020年の東京オリンピック関連の費用が読めないことから、税制改正を2020年以降に先延ばしするよう要請したが、安倍首相は「東京は、いろいろな法人の本社機能が集中し収入もある。大丈夫だ」と主張した。

小池氏は、株価の急落など不確定要素が多いと反論したが、安倍首相は「総務省と議論してほしい」として、協議は平行線に終わった。